自宅の照明、明るすぎたり暗すぎたりしませんか。
実は、明るさの感じ方は「輝度」という尺度で測ることができるんです。
輝度は、照明計画を立てる上で重要な要素。
今回は、輝度とは何か、そして輝度を理解することで、どのように快適な照明計画を実現できるのかをご紹介します。
専門知識がなくても理解できるように、光束・光度・照度との違いも丁寧に解説します。

輝度とは?明るさの本質を紐解く
1.輝度の定義と意味・単位
輝度とは、ある方向から見た光源の明るさを表す物理量です。
単位はcd/㎡(カンデラ毎平方メートル)で、1㎡あたりどれだけの光が出ているかを表します。
例えば、同じ明るさの電球でも、見る方向によって明るさが違って見えるのは、輝度が変化しているからです。
輝度は、光源自体の明るさだけでなく、壁や天井など、光を反射する面の明るさも評価する際に使われます。
2.輝度と照度の違い・それぞれの役割
輝度と照度、どちらも明るさを表す単位ですが、その意味合いは異なります。
照度は、ある面にどれだけ光が当たっているかを表すのに対し、輝度は、その面がどれくらい明るく見えているかを表します。
照度の単位はlx(ルクス)です。
例えば、机の上に明るいライトを当てても、机の表面が光を反射しなければ、輝度は低くなります。
つまり、照度は光源から出ている光の量を、輝度は私たちの目に届く光の量を表していると言えるでしょう。
照明計画では、作業に必要な照度を確保しつつ、適切な輝度を設定することで、快適な空間を作ることが重要です。
3.輝度と光度・光束の関係
光束、光度、そして輝度は、それぞれ異なる側面から光を捉えています。
光束は、光源から全方向に放射される光の総量を表し、単位はlm(ルーメン)です。
光度は、特定の方向への光の強さを表し、単位はcd(カンデラ)です。
そして輝度は、光源の面積あたりの光度を表します。
これらの関係を電球に例えると、電球全体の明るさが光束、電球の特定の方向の明るさが光度、電球のフィラメント表面の明るさが輝度となります。
輝度を理解して快適な照明計画を!
1.輝度対比で明るさ感をコントロール
輝度対比とは、ある空間内における最も明るい部分と最も暗い部分の輝度の比率のこと。
この輝度対比を調整することで、空間の明るさ感をコントロールできます。
例えば、読書灯の周りの輝度を低くすることで、読書灯の輝度が高く感じられ、より明るく感じられます。
逆に、全体を均一な輝度にすると、空間は広く感じられます。
輝度対比を効果的に利用することで、空間にメリハリをつけたり、特定の場所を強調したりすることが可能です。
2.グレアを防いで快適な空間を実現
グレアとは、極端に明るい光源や、光沢のある面からの反射光によって引き起こされる、まぶしさや不快感のこと。
グレアは、視界を妨げたり、眼精疲労を引き起こす原因となります。
照明計画においては、グレアを最小限に抑えることが重要です。
例えば、間接照明を利用したり、光沢の少ない素材を選ぶことで、グレアを軽減できます。
また、照明器具の位置や向きを工夫することで、直接光が目に届かないようにすることも効果的です。
3.適切な輝度で省エネ効果も期待
輝度を適切に設定することで、省エネ効果も期待できます。
例えば、作業に必要な照度を確保しつつ、輝度を調整することで、消費電力を抑えることができます。
また、自然光を効果的に取り入れることで、照明の使用時間を減らし、省エネにつなげることも可能です。
輝度を考慮した照明計画は、快適な空間を実現するだけでなく、環境にも優しい選択と言えるでしょう。
まとめ
輝度は、明るさの本質を理解するための重要な要素です。
光束、光度、照度との違いを理解し、輝度対比やグレアといった概念を学ぶことで、より快適で効果的な照明計画を立てることができます。
適切な輝度設定は、省エネにも貢献します。
この記事が、あなたの照明計画の一助となれば幸いです。
照明計画についてもっと詳しく知りたい方は、専門の書籍やウェブサイトなどを参考にしてみてください。

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